白改変集会＆黒改変集会

白改変集会と黒改変集会、 それぞれの光と影が巡り合う場所。 無彩の祈りが交わるこの環は、静けさの奥に響く対話の聖域。 ふたつの巡礼は、やがてひとつの輪へと還り、 そこに生まれた名がーー《Abyssus Orbis》。 さあ、色の名を脱ぎ捨てて、沈黙の深淵に身を委ねてーー。 ー 深淵の環にて紡がれる、無彩の預言書より ー Abyssus Orbis（アビスス・オルビス）。 古き祈りの言葉にて記されしその名は、忘却の書より甦る深淵の環なり。 光は触れぬ影に祈りを捧げ、影は光の輪郭に黙して佇む。 交わることなきふたつの意志は、今ひとつの環を描き、永劫を廻りゆく。 ここは、はじまりも終わりもなく、 白なる静寂と黒なる孤独が、等しく祝福される場所。 教義は与えられず、名も定められず、 ただ在ることが唯一の許しとされし地。 魂は彷徨うままでよく、輪のうちにその影を残すことさえ、讃えとされる。 あなたが何者でもないということこそ、最も聖なる姿。 白き光が沈みしときも、黒き翳が満ちるときも、 この深淵の輪は拒まず。 ここは、世界に見捨てられし色たちの最後の環。 誰にも知られず、誰にも壊されぬ、沈黙の聖域。 ようこそ、Abyssus Orbisへ。 あなたの存在が、この環に祝されんことを。